実用英語技能検定「英検」について2級と準1級を中心に解説しています。履歴書に書くなら2級をまず目指しましょう。
実用英語技能検定は一般に「英検」と呼ばれています。実用英語技能検定の資格を履歴書に記入した人もいると思います。実用英語技能検定はレベルにより1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級まであり3級から2次試験として面接試験があります。就職などで実用英語技能検定の取得を履歴書に記入する場合は一般的には2級から効果があると言われていますが、職種によっては当然準1級や1級を要求される場合もあります。大学生などで実用英語技能検定2級と履歴書に記入した場合、少なくとも英語が苦手ではないというぐらいの評価はもらえると思います。しかし、実用英語技能検定2級レベルの単語を使いこなせたとしたら履歴書に実用英語技能検定2級と記入してあっても実際のレベルは高いと思います。それから一応、履歴書には「英検」ではなく「実用英語技能検定」と正式な名称で記入して下さい。また実用英語技能検定の解答は試験後にインターネットでもすぐチェックできるので自分で合否が判断できます。
実用英語技能検定2級のレベルは一応高校卒業程度の英語力と言われていますが、実際には大学生も簡単に受かるレベルではないように思います。高校時代に英語が得意と言える人は高校英語プラス実用英語技能検定2級の過去問題をしっかりこなし日頃から英語の本や英字新聞などを利用してある程度まとまった文章を一定のスピードで読んで内容を理解できるような練習なども実用英語技能検定2級の対策には必要です。また実用英語技能検定は「TOEIC」とも比較されますが1級がTOEICの810点以上ぐらい、準1級がTOEICの520〜730点ぐらい2級がTOEICの310〜450点ぐらいになると思います。実用英語技能検定の2級は英語を本格的に勉強したい方にとって、まず入り口になる資格でしょう。
実用英語技能検定準1級のレベルは一般的な話題なら普通に会話ができて、専門的な内容もある程度は理解できるレベルでしょう。実用英語技能検定の準1級は2級と比べると単語の難易度がグッと上がります。またリスニングテストも苦手としている人には1度しか読まれませんのでハードルは高いです。準1級の1次試験の合格率は10%強ですが、2次ではだいたい80%ぐらいの人が合格するようなので実用英語技能検定の準1級合格の鍵は1次試験の対策をどのようにやるかだと思います。英字新聞や英語の雑誌で英文を読む習慣をつけたり、リスニングも普段から自然な英語をたくさん聞くなど、ある程度は英語漬けにする環境作りが実用英語技能検定準一級に受かるためには必要で日頃から読む、聞くを中心にバランスのいい勉強が必要です。実用英語技能検定の準一級は英語を仕事として使えるレベルなので難しいのは当然ですが毎日コツコツ勉強できる人は合格できる資格です。
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